明野設計室

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敷地視察

ただいま仕事中2018.01.15

長く伸びた門冠りをくぐり中に進むと、
そこには手入れされた松やマキ等を中心に
石灯籠や自然石を随所に使った日本庭園がありました。

最近ではすっかり珍しくなりましたが、
この風情ある日本庭園はこれから設計を始める敷地の一角です。

仕事始めとなった先週、この敷地の調査に行ってきました。
測量図はあらかじめいただいていますが、
設計を始めるにあたり道路や敷地の状況、周囲の環境等を確認するのが目的です。

今回は既に工務店が決まっていますので、
工務店にも協力してもらい更にレベル測量も行いました。

まず、「レベル」と呼ばれる道具を敷地が見渡せる位置にセットし
基準となるベンチマークを決めます。
次にスタッフと呼ばれる大きな目盛りのついたスケールを各ポイントに立て、
相対的にレベルを出していきます。

この写真は、ブログ用に最後にあわてて撮ったのでスタッフが曲がっていますが、
実際に測る時は垂直に立てなければいけません。

この「スタッフ」というスケール、通称バカ棒と呼ばれていて商品名にもなっています。
実は今回ブログを書くにあたり、逆に一般名称がわからずに調べてしまいました(笑)

 

 

・・・こんなふうに測量をしつつも、気になるのはやっぱりお庭。

アオキ、たまりゅう、ヒマラヤユキノシタ・・・
玄関廻りには最近のお庭では減ってきたなつかしい草木。
そう言えば、私の祖父母の家にもあったなぁ・・・。

時間を経て、すべてがいい感じになじんでいます。

開いた掌のひらのように見えるヤツデは客を招き入れると言われ、
かつては好んで玄関に植えたものです。

垣根はひいらぎです。
鬼門の魔除け、葉っぱがトゲトゲとして痛いので実際に防犯としても役立ちます。

無表情な塀とは異なり垣根には四季の変化があって、
街並みへの景観にも一役かっています。

お庭はお施主さんのお祖父様が大切にされていたとお聞きしました。
お庭を見ていると、日本人の知恵や植えた方の想いが伝わってきます。

先代から受け継がれたこのお庭をできるかぎり生かし、
新しい住まいに結びつけたいと思います。

(Misako)

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