明野設計室

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タイルを探しに。

ただいま仕事中2018.04.21

長いお打合せの期間には、
お施主さんと一緒にショールームに行くことがあります。

設備機器や床材、サッシ等様々なものがありますが、
その中でも比較的よく行くのが
名古屋モザイク工業というタイルの専門会社のショールーム。

 

行き過ぎた演出もなく、膨大な種類のタイルを
徹底的に見やすく管理していることに好感がもてます。

 

 

 

私達は基本的には30年後も飽きのこない、
シンプルで生活を邪魔しないタイルをお薦めすることが多いのですが、
「シンプル」と一口で言っても最近のものは
サイズや色合い、テクスチャーも豊富です。
タイルをたった1枚のサンプルで選ぶのは本当に難しい。

特に色ムラがあるものや小さいサイズは、
ある程度の面積になって初めて表現されます。

サンプルは当然目地材が詰まっていませんが、
ここに来ると目地が詰まったものが見られます。
目地の色や巾によってもイメージがまったく違ってくるのです。

例えばこの写真は下段のタイルの目地は白ですが、
上段は目地に色が入っています。

中にはこんな可愛らしい形のものもあります。

このタイルは「SFH11」でも使ったものです。

遠目で見ると10□程度のモザイクタイルに見えますが
近づいてみると小さなお花模様・・・というわけです。

さて、今回はキッチン前と洗面台前の壁用、
それからキッチンカウンターの天板に埋め込むタイルの最終確認が目的でした。

キッチンタイルは原設計の通りの50□の白、
洗面台は原設計の25□を変更して10□の同じく白系でも天然の石のようなタイル、
カウンター天板は300□のモルタルのような雰囲気のタイルに決定しました。

たくさんのタイルを見て、
最終的には白いオーソドックスなタイルを選ぶも良し、
新しいタイルとの出会いも良し。
だって、どちらもたくさんのタイルを見た結果なのですから・・・。

机上を離れて、時にはお施主さんとショールムヘ。

そして、その合間に交わすおしゃべりもまた楽しいもの。

(Misako)

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