明野設計室

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細部に宿る心遣い

ただいま仕事中2018.09.22

「国立の住まい2」の定例の現場打合せも残すところ僅かとなりました。

今回の現場も長いお付き合いのある渡邊技建㈱にお世話になっていますが、
いつも通り図面以上の細やかな配慮をしていただき
本当にきれいに仕上がってきています。

 

例えば大工さんの造作によるキッチンカウンターの中に納められる棚板。

上の写真は1か月前の様子です。
写真にあるスライドレールの部分に炊飯器等調理機器を置く棚板がつきます。
板金の為にはずされていたのですが、本日無事納められていました。

側面のスレイドレールを一旦外して
ステンレスを上面だけではなく側面まで曲げこんでいます。
・・・ここ、汚れるんですよね。
今後、使っていると確実に違いがでてくると思います。

こちらは、珪藻土で塗り込んだニッチ。
壁は事前の打ち合わせ通り適度な鏝(コテ)跡が残る仕上げ。
いい感じ。

 

拡大してみると・・・

 

ニッチの中は置くものをできるかぎり傷つけたり邪魔したりしないように、
角(つの)を抑えたフラットな仕上げに隅角部で切り替えています。

施工前は「難しいから上手くいかないかもよ」と言っていたダボの廻りも、
本当にきれいに納まっていました。

細かいところに、現場の職人さんの心遣いと技が光ります。

最後までお施主さんをはじめ、
現場監督、各職人さん、構造設計者、そして私達意匠設計者、
それぞれの立場でより良いものにしようと
気がついたことを調整しつつ作っていくことが
何よりも大切だなぁと思うのです。←多分同じようなことを何度も書いてます(笑)

いつだったか、以前のお施主さんに入居後しばらくしてから
こんなことを言われたことがあります。

「住んでいると設計中や施工中のいろんなことを思い出します。
ここはあの人が作ってくれたんだと職人さんの顔を思い出したり。
家にこんな「思い出」のおまけがついてくるなんて想像していなかった。(笑)」

家づくりに携わった人はみんな同じ思いだと思います。

 

 

来週の審査機関の検査を終えれば、お引渡しはもうすぐ。
来週末には、オープンハウスのお知らせをできると思います。

お施主さん、頑張り過ぎて体調を崩さないようにしてくださいね。

(Misako)

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