日々の記録や日記
イベント・オープンハウス2018.10.30
先週末の土曜日に第5回目のワークショップ「小さな土塗り壁」を行いました。
今回は初めての「土間開催」ということもあり、
パーソナルな作業空間の広さや仮設テーブルの高さに不安があったので、
1週間前に左官屋・白壁屋の橋本さんと一度仮セッティングしてみました。
スツールは左官仕事をしているとどんどん溜ってくる左官材料が入っていたバケツ。
この蓋にクッションを付けたものです。
これが意外と座りやすいんです。
ワークショップ当日、
心配していたお天気も回復し、準備は完璧!
今回はこのために岐阜から来てくれる方もいます。
初対面ということもあり、ちょっとドキドキ・・・。
参加者12名と私達、いつものように自己紹介をして時間通りにスタートです。
橋本さんが用意してくれた産地の異なる12種類の土の中から好きなものを選んで、
土、砂、藁スサを1:1:1で混ぜて練り、
ハガキ大のフレームに鏝で塗り込んでいきます。
水は入れすぎると取り返しがつかないのでスプレーで少しづつ。
遠目で見るとまるでお料理教室のようにも見えますね(笑)
最初に一例として自作のものを見せてくれましたが、
「左官にやってはいけないことはありません。
自由に好きなものを作ってください」とのこと。
小さなフレームなので可愛らしい小さな鏝。
形状は色々、どれを使うかは自由です。
「自由」って楽なようで、いざとなるとどうしていいかわからなくて、
手が止まってしまうんじゃないかな・・・と思っていましたが
そんなことは心配無用でした。
みなさん、自由に下絵を描き、その上に土壁を塗っていきます。
コテを上手に使って面白いテクスチャーを付けている人も。
少し早く進んでゆとりのある人や
もう少し大きなものを塗ってみたい人には、
実技指導もしてもらいました。
遠方から来ていただいた方は、
さすがに熱心に質問されています。
私もトライしましたが、簡単には平滑な面は作れませんでした。
「筋肉痛になったりしないのですか?」と真顔で質問したところ、
「なるわけないでしょ!何年やってると思ってるの?!」と一蹴されちゃいました。
そりゃそうですね(笑)
3時間もあっという間に過ぎ、もうそろそろ完成です。
完成後は、部屋に入って
みんなで作品を並べてみました。
その個性的なことに驚きませんか。
小さなハガキ大のフレームの中に、
こんなにそれぞれ違った世界が生まれたことに感動。
ひとつひとつ違うって本当に豊かなこと。
人と集まって作ることの楽しさを感じた瞬間でした。
参加していただいたみなさん、
楽しい時間をありがとうございました。
白壁屋・橋本さんは、左官工事の施工はもちろんですが
DIYのリノベーションをご計画中の方への塗り壁指導も行っています。
直接ご連絡していただければ、相談にのってもらえます。
最後に一部ですが「土塗り壁ギャラリー」です。
未完成のものも・・・続きをやらなきゃ。
次回のワークショップは未定ですが、みなさんのお力を借りながら
時々楽しいことを企画してゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
(Misako)