日々の記録や日記
ただいま仕事中2019.04.12
「明野さんところの図面、見やすいですよ!」
現在進行中の改修工事の現場で、
こんな嬉しいことをかしの木建設㈱の監督さんが言ってくれた。
改修工事の図面は新築よりずっと難しいと常々思っている。
お施主さんとの打合せもしかり。
どこまでが工事範囲なのか、取合いをどうするのか等を
工務店にもお施主さんにも伝える必要がある。
お施主さんも限られた予算の中で
どこまで改修するかを決断するのは難しいことだと思う。
工務店も同じで、
見積りも工事もある意味では新築よりノウハウが必要とされる。
理由はいくつかあるが、
見えないところの状況は壊してみないとわからないことや、
解体撤去の範囲が不明瞭なこと等が挙げられるだろう。
改修工事の図面は、10年以上掛けて毎回物件があるごとに
少しづつ更新してきた。
「新規」「移動」「撤去」「既存品利用」等が明確にわかるように、
番号のつけ方を工夫したり、改修工事の図面は2色印刷にしたり。
解体後、想定外の状況が見つかった場合の対応等は特記にわかりやすく記載。
気がついたことを忘れないようにメモをして
次の機会に反映しながら少しづつ、少しづつ。
改良点はまだまだあり、
いつまで経っても完成にたどり着けることはないのだろうけど
ちょっと嬉しいひとこと。
元気出た(笑)
(Misako)