親子方形屋根の家

ただいま仕事中2019.05.27

暑い日が続いています。

今日はまだ5月だというのに33℃のくらくらするような暑さの中、

府中の住まいの棟上げが行われました。

事務所を始めて20年、初めての方形屋根です。

しかも親子の方形屋根。

まずはちび方形から。

ちび方形の中心になる柱は180φの丸柱。

手加工による仕口に4方向から隅木がかかります。

通常はプレカットが主流ですが、

今回はすべての仕口をプレカットで納めることができず、

手加工とプレカットの組み合わせとなりました。

この太い丸柱はそのまま化粧で、

開放的な空間の中心にスッと立ち上がります。

一方、親方形は隅木のスパンが長い為、

スパンの真中あたりに一旦横架材を組んで隅木受けています。

ここには意匠的にスチールの柱。

単純そうに見える形の中に、いろいろな苦労があちこちに。

それが、少しづつ形になっていくのがお施主さんと同様に楽しみです。

写真の左奥を見ると大きな主屋となる方形屋根の向こうに、

ひと廻り小さいちび方形が重なっているのがわかります。

まだまだ工事はこれからですが、「上棟」はやはり大きな山場。

何度経験しても、無事に終わると感動と同時に私達もホッとします。

棟梁をはじめ、各職人さん、監督さん、

暑い中みなさんお疲れさまでした。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

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それにしても今日は暑かった。

ただ、見ているだけだから大きな声では言えませんが･･･。

本当にお疲れさまでした。

（Misako）