明野設計室

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ケーキの時間

日々のくらし2019.11.15

こんなに書きたいこと伝えたい気持ちがあるのに、
こんなに書けないことが今まであったかなぁ・・・。

 

この写真、先週末の9日(土)に撮ったものです。
場所は青梅のケーキ屋さん、現在設計中のお施主さんが営むお店です。
正確に言うと11月10日(日)まで営んでいたお店。
写真に写っているのは、
私達とケーキ屋さんご夫婦、そしてこれまでの2組のお施主さんです。

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36年営んだケーキ屋さんを閉店される決心をしたAさんご夫婦から、
閉店を前に「ケーキを食べに来ませんか」というお誘いをいただいたのは1か月ほど前。
当日の午前中ちょうど1年検査だった「国立の住まい2」のHさんと、
打合せ時にはいつもケーキを焼いてきてくれたKさんのご主人(!)を誘って
お邪魔してきました。

こんなにいろいろな種類のケーキを好きなだけ食べれるなんて
なかなかない経験です。

しかも、
それを作った方を目の前にしてケーキ作り秘話をお聞きしながら。

しかも、
私達としては、これまでの「3組のお施主さん」と一緒に!

この日が初顔合わせというのに、美味しいケーキの魔法のおかげで和気あいあいと。

何個いただいたでしょうか。
もういっぱになったなと思ったら、
工房のほうへ移動して道具の説明を聞きながら少し休憩。

きれいに並んだボール。

職人さん手作りの銅の鍋。
これでカスタードクリームを作ってきたそうです。

これも職人さん手作りの珈琲豆の焙煎機。

そして、休まず働き続けてきたオーブン。

お店は10時開店でしたが、
毎日その日のケーキを深夜3時から36年間焼いてきたそうです。

お腹が少しこなれたら、また着席してケーキを・・・。

私達が食べている間、お店には食べ納めとばかりに予約したお客様が
次々とケーキを取りに来ていました。
みなさん、それぞれご家族や大切な人のもとに最後のケーキを持ち帰り、
思い出話に花を咲かせながらいただくのだろうと思います。

 

私にとっても最後のケーキを3組のお施主さんと一緒にいただく時間は、
美味しいだけではなく、
楽しいだけではなく、
嬉しいだけではなく、
寂しいけれど、でも寂しいだけでもなく、

いろんな気持ちが詰まった深く、豊かな時間でした。

 

「最後」を連呼してしまいましたが、何かの終わりは何かの始まり。

これからの新しい暮らしの中心となる住まいの設計を私達に託していただきました。
今回のご縁にあらためて感謝。

一緒に一歩一歩踏みしめながら、いい場所を作っていきましょう。

 

 

(Misako)

 

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