明野設計室

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8年ぶりの1年前

ただいま仕事中2022.10.04

この本。
井上書院の『新しい建築法規の手びき』。
建築法規を手軽に引ける本として重宝しています。

学生時代に、購入指定図書だったものですが、
「はじめに見た者が、親」というやつで、
特に不都合もなかったですし、小ぶりで使いやすいので、
そのまま使ってきました。

さすがに更新です。

理由として、
・いよいよ本として崩壊してきた。(開いたまま伏せちゃうせい)
・法規の項がズレてきた。(いろはに項のズレは混乱の元)
・改正で数値が変わってきた。(特殊建築物の申請100㎡以下→200㎡以下)
などなど。

でも、更新するほう、2021年の中古本です。

 

いつでも、Webで最新法文を追いかけられる時代ですので、
手びきは、絵付きの「索引」ということでいいのです。

制限があるのか、ないのか、
その制限は、どういう歴史や考えから来ていて、
要するに、どういうことをすればいいのか?

正確性より早く状況を掴みたいときは結構あって、
概略さえ掴んでいればなんとかなることも多いです。

それに、近年は、関連法規にも改正が多く、
いつの最新版であっても、書籍はすぐに現行法と合わなくなってしまいます。

建築物省エネ法、建設リサイクル法は令和になってからの改正が多く、
大気汚染防止法も3年連続で改正施行中。
長期優良住宅法も、性能レベルが今年2022年の10月から変わっています。

挙げたらキリがありません。

毎年更新するのも、もったいないですし、
何より、これまでの実務で書き込んできた「メモ」を
移植するのが大変なのですよね~。

非常に。

懐かしくもあり、忘れているものもあり。。。
店舗とか、共同住宅とか、怪しくなっていますね。

この本、2021年の時点で、第21次改訂だそうです。

昭和46年の初版からは、
内容が3倍になっていると序文に書いてありました。

 

建築基準法って足されすぎなのでは?

 

さて、次の更新はいつになるかなぁ。

 

(スタッフSusa)

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