明野設計室

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相見積

ただいま仕事中2025.06.11

新築住宅のお見積もりが届きました。

今回は、以前にお付き合いのある工務店さんにご協力いただいて、
2社での相見積にさせて頂いています。

現在は、特に建材価格の変動が大きい時代。
建て主さんに現在の価格をご理解いただくためにも、
大変ありがたい存在です。

お見積もりには、1か月ほどの積算作業をして頂いていますが、
どうしてもどちらかはご契約に至らないことになります。
いつも非常に心苦しく思います。
(業界の通例といえばそれまでですが、なんとかならないのでしょうか。)

工事の細分は、20工事ほどに分類され、
見積書としては、70ページほどになりました。
1ページ15行ほど項目記載がありますから、
70ページ×15行で、ざっと計算しても1000項目を超えることになります。

これを一般の建て主さんが1つ1つ理解するのは、かなり難しいと思います。
これらを精査することも、私たち設計事務所の役目です。

数量の取り方に間違いはないか、単価が妥当か、
送料や施工費、積算の漏れがないか、など。

全国平均の建材価格なども参考にしつつ、
異常値と感じるものは、工務店さんに質疑、修正を求めます。
積算資料は、毎年出版されていますが、近年は変動スピードが早すぎて、
価格反映が間に合っていないようにさえ感じています。。。
そんなわけで、今、手元で見ているものも2024版。
2025年の現在とは違う、ということもちゃんと踏まえておく必要があります。

見積書を見比べると、
互いの得意とする工事分野や作りの手順が違う部分も見えてきます。

 

まずは、どちらとご一緒するかのご判断ですね。
どちらも細かく図面を見て積算して頂いているので悩ましいです。

 

(スタッフSusa)

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