日々の記録や日記
ただいま仕事中2017.07.14
突然ですが、
上棟式に屋根からお餅を撒く風習を知っていますか?
私の父の小さい頃にはどのお宅もやっていたようで、
近所の上棟が楽しみだったとよく聞かされていました。
由来については、
間違ったことをお伝えしてしまうといけないので、
詳しく知りたい方はWikiへ…
「餅まき」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%85%E3%81%BE%E3%81%8D
先日上棟を祝って、この「餅まき」ならぬ「菓子まき」が
お施主さんのアイデアにより現場で行われました。
へいごうしを飾り、
まずは、四方をお神酒、塩、お米で清めます。
その後、いつもは宴席へ…となるのですが、
気がつけばタイミング良く
今回は道路にどこからともなく子供達が次々と現れます。
最初はチラホラ…だったのですが、
わずか15~20分程度の間に最終的には20人くらい…?
いや、もっと。
30人近く集まったのではないでしょうか!
いまかいまか…と空からお菓子が降ってくるのを
待ち受ける子供達。
私もなんだかドキドキします。
お施主さんから、
最初に上棟の意味のご説明をいただき、
大工さんと一緒に
ぽ~んっ!
青空と上棟を済ませたばかりのマイホームをバッグに
お菓子が撒かれます。
あっという間にお菓子はなくなり、
時間にして10分足らずのできごとだったと思います。
けれど、子供達にとっては(私にとっても)
一生記憶に残るのだろうなと思います。
そして、このお家にちょっと興味が出て
「進んだな~」とか「どんな色になるのかな~」とか
気にしてもらえたら嬉しいなと思います。
一機にちびっこ現場監督がたくさんできた感じでしょうか。
事務所を始めて18年、餅まきは何回か経験させていただきましたが
身内で行うことが多く、
こんなにたくさんの近所の子供が集まったのは初めてです。
いいものですね。