日々の記録や日記
日々のくらし2018.05.31
異素材を組み合わせることで、
それぞれの素材感がより引き立つことがある。
その陶器に出会ったのは昨年の秋の益子陶器市。
500ものテントが並ぶ大きな陶器市で、
たくさんの作品を見過ぎて少しくたびれてきた頃だった。
陶器と流木を組み合わせた器はとても新鮮に映った。
すぐにでも購入しようかと思ったけれど、
ちょっと器の色が気になる。
せっかく作った方が横にいるので、思い切って相談してみると
リクエストに応じて作りますよとのお返事だった。
そして半年が過ぎ、私の手元に届いた器がこれ。
同封された手紙によると、
納得のいく流木を探すのに時間がかかってしまいましたとのこと。
なんでも流木は、長野から沼津の海まで探しに行かれているそう。
陶器は滋賀県の土を使い、
流木の形に合わせ収縮率も考慮した上で作るので、
驚くことに焼き上がってから流木を削ることはないそうです。
沼津の流木と滋賀の土が出合って生まれた器。
その器が、
私と「まとはまがんじ・安竹みどり」さん を引き合わせてくれました。
今年もそろそろ大好きなあじさいの季節。
この器の初おろしに、庭のあじさいを挿した。
益子陶器市は大規模陶器市で春、秋と年に2回行われます。
神奈川からでも、電車で日帰りできます。
(Misako)