日々の記録や日記
日々のくらし2018.06.22
昨日のこと。
「2階のトイレも流してきたほうが良いかもしれませんよ」と
仕事中トイレから戻ってきたスタッフの内田君が言った。
まったく言っている意味がわからない・・・?
もう少し話を聞いてみると、
トイレに入ったらなんとなくいつもと違う臭い。
蓋を開けるといつも溜まっている水がまったくなかったと言う。
そう言えばお昼頃、山吹色の大きな車が道路に止まっていた。
車の脇腹には「高圧洗浄車」と書いてあったっけ。
下水本管の洗浄により、どうやら個人の宅内の水も負圧になり引っ張られて
封水が切れてしまったということのようだ。
「2階までは大丈夫ですかね・・・?」
すぐに2階に上がると、2階も1階と同じ状況だった。
何となくこもった臭い・・・蓋を開けるとカラカラだ。
すごい・・・と思いませんか。
本管の洗浄によりここまで全部引っ張られてしまうこと。
それから、日常「封水」(トラップ)といういたって単純なしくみが空気を遮断し、
完全に臭いを防いでくれていること。
トラップには、いろいろな形がありトイレだけではなく、
キッチンやお風呂等排水管がつながるいたるところで大活躍しています。
トイレの場合はこんな風に。
あまりにもあたりまえのことだけれど、
私にとってはちょっとした事件で感動でした。
大切なものは、失ってみないとわからないといいますが、
わずかな時間封水が切れただけで、「ありがたみ」が充分わかりました。
トイレのお話だけでは何なので、最後に最近のさんごの写真を。
サッカー観戦中の写真です。
(Misako)