日々の記録や日記
イベント・オープンハウス2018.07.23
毎日「暑い」と一言では済ませたくないくらい
暑い熱いあづ~い 日が続きますね。
そんな暑さの中、先週末の土曜日に第4回目のワークショップを行いました。
今回は段々倶楽部の村尾夏代さんをお迎えして「段々キット」という
段ボールを使った工作をみんなでやろう、と言う企画。
当日は夏休みも初日ということで、
初の小学生から女子大生、そして工作は久しぶりという大人まで
少人数ながら豊かな顔ぶれとなりました。
まずは、20種類以上あるキットの中からそれぞれ作りたいものをチョイス。
どれも魅力的で悩みます・・・う~ん。
次は段ボールの特性やキットの成り立ち、
それから段々キットの誕生秘話をうかがいます。
実はこの段々キット、
最初は今を遡ること十数年前に村尾さんご夫妻がお子さんの為に
おもちゃとして作ったのが発端だそうです。
当時は不要になった段ボールでもっと大きなものを作っていたとのこと。
そのお子さんも今は高校3年生。
その幸せにもう気がついているかな~!?
そして、少しづつ改良を重ね、現在の形にたどり着いたそうです。
とても興味深いお話だったことが、みなさんの表情からもわかります。
お話を聞いたらいよいよ開始です。
例えば、これは猫。
基本は体の中心から左右対称にひたすら貼重ねてゆきます。
最初にシートにカッターを入れるのはちょっと緊張。
じょうずに形を作れるかな・・・と心配になりますが
予め用意されたガイドを刺して貼ってゆけば、
きちんとずれないように作ってゆくことができるのです。
このガイドも初めはなかったそうですが、
改良を重ねるうちに追加されたアイデアとのこと。
最初は恐る恐るでしたが
1枚貼ってゆくごとに形が現れてくる面白さに、
あっという間に引きづり込まれてしまいます。
小学生はお家で犬を飼っているということで
犬を選んでいました。
お家の犬に似ているかな。
最初に完成したのは大学生でした。
建築学科の学生で、
日頃から模型を作ったり手を動かしているとのこと。
お家で猫を飼っている方は、
やはり猫です。
1時間半くらいで無事、全員完成です!
精巧なのでアップの写真で見ているとわかりませんが、
掌にのるくらい小さいのです。
「可愛い~」「可愛い!」とあちこちから聞こえてきます。
私は、最後のガイドがなくなってからの仕上げがちょっとずれてしまったのですが、
「左右対称の動物なんていないし、それが愛嬌」と言っていただき
ホッとしました。
片付けをしたら最後はお決まりのおやつ。
甘いものを・・・と思っていたのですが、この暑さだとやっぱりスイカ!
撮った写真の中に、こんな証拠写真がありました。
誕生したばかりのカバやラクダの親子もスイカを狙ってたんですね~。
全然気がつきませんでした(笑)
それぞれの作品は、
今頃それぞれの居場所を見つけていることと思います。
参加していただいた方々、段々倶楽部さん、暑い中本当にありがとうございました。
次回のワークショップは日程は未定ですが、
左官屋さんと一緒に何かできれば・・・と考えています。
もう少し涼しくなってからかな。
(Misako)