日々の記録や日記
お知らせ2019.01.10
新年が明けたと思ったらもう10日。
本日はストロボライトさんによる「植物と暮らしを豊かに」をテーマとした
フリーペーパー「Botapii2月号」の発行日です。
今週の特集は、「ランに恋して」。
私が初めて知ったランは、胡蝶蘭でした。
普段目にする草花とは異なる気品高き姿が、
実家の居間の窓辺で際立つ存在感でした。
当時は、手間暇をかけなければいけない温室育ちの
女王様の様なイメージを抱いていました。
それから時が経ち、ランという植物は、
胡蝶蘭のような姿形のみではなく様々なものがあること、
植物の中でも圧倒的に種類が多いこと(15000種!)、
品種改良されたものばかりではなく、原種は熱帯地域に野生で生息している
生命力にあふれたものであること等を知りました。
珍しいランを探して世界中を旅している人もいるそうです。
これは、私が数年前から傍らに置いているラン。
鉢に巻き付いた根や、横へ伸びてゆく樹形に
自由さと生きる力を感じて購入したものです。
庭垣根の下には日陰でも育つ斑入りヤブランを植えています。
これも今日まで「ラン」だと思っていましたが、
今回調べてみたら、なんと「ユリ科」でした(笑)
そして、ここ1年くらい欲しいなと思っているのは「コウモリラン」。
熱帯アジアに自生しているものはとても大きなもののようですが、
現在売られているものは小さな掌程度のもの。
自生する環境に適応するために発達した胞子葉、貯水葉が特徴です。
姿かたちはまるでコウモリのよう。
事務所のデスクの上から吊るしたいな、と考えています。
こんなふうに美しさを愛でるだけではなく、
仕組みの不思議を知り慈しむ、そんな楽しみも植物にはあります。
そうゆう意味でも、
私にとってランはとても興味深い品種です。
ランに恋して。
いつものように「Botapii 2月号」は、
本日から雨の日以外は事務所(自宅)の前に
部数が無くなるまで置いておきます。
ご興味のある方は、是非お持ち帰りください。
(Misako)