日々の記録や日記
日々のくらし2019.04.21
5歳の頃から大学が忙しくなる20歳ぐらいまででしょうか。
私は近所のアトリエに通っていました。
そこは自由に絵を描いて良い場所で、
そこで過ごす時間とふたりの先生が大好きでした。
その先生が、その後美術の大学に進んだ教え子と
二人展を開催するとのお知らせをいただき、
箱根宮ノ下にある小さなギャラリーに行ってきました。
スイッチバックで有名な急傾斜を走る箱根登山鉄道にのってのんびりと。
宮ノ下で降りると、ギャラリーはもうすぐそこ。
坂の途中の波板で囲った建物です。
坂の下から写真を撮りましたが、
つきあたりには小さく宮ノ下駅が見えています。
中に入ると古い民家を改装し、
梁や柱をあらわしにしたとても素敵な空間に
ごく自然に絵は飾られていました。
ギャラリーは2階から入り、
吹き抜けを介し1階にはカフェの厨房が見えます。
そこで今回初めてお会いした教え子さんは、
年齢を聞くと私と近く、多分同じ頃に同じ教室で絵を描いていたよう・・・。
ギャラリーは、喫茶もできるということで、
40年~50年前(!)の話から現在の絵への想い等
ゆっくりと様々なお話を伺うことができました。
窓の外はこんな景色。
樹木の芽吹きにより、ところどころ山は萌黄色となりつつありました。
会期は4月1日~4月30日、初日は雪が舞っていたそうです。
展覧会の会期中にまさに季節が春に変わってゆくのを感じているよう。
ギャラリー&カフェの名前は「Narayan」。
外には足湯につかりながらお茶や軽食を楽しめるコーナーもありました。
写真を撮ってくれば良かったな・・・と帰宅後思いましたが、
そんなことに頭がまわらないくらい気持ちがゆったりした時間だったのです。
(Misako)