明野設計室

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手がかかる子ほど可愛い?

ただいま仕事中2019.12.06

着工から8ヶ月が経った親子方形屋根の家(府中)は、
年末のお引渡しに向けて仕上げが急ピッチで進んでいます。

 

私達の事務所では着工後は1~2週間に一度の割合で、
施主、工務店、設計事務所の三者で定例打合せを行います。

いよいよ最終の仕上げが形になってきたので現場にいく度に気持ちも上がります。

しかし設計時思い悩んできたことが形になっていくのは、
楽しみとともに・・・正直怖くもある。
なぜならどんなにメーカーのカタログを読んで調べても、
現場で現場監督さんや職人さんと検討したとしても、
最後はいつもが「初めてのこと」だから。

今回は屋根の構造材をあらわしにした為、
通常配線スペースとなる天井懐がない食堂台所の照明計画にずいぶんと悩みました。

結果はこれ。

食卓には基本、ペンダントが好きです。
でも梁の横に配線をどうしても這わせたくなかったから・・・。
コーナー出窓がベンチとなり、特注の1/4円の大きなテーブルを置く予定。

そしてペニンシュラキッチンの手元照明。

これも同じく配線と照明の自立に悩みましたが、
作業の手元はしっかり明るくしておきたい。
器具のカバーにした幕板の木目もいいところが出ていて、
灯を点けてみんなでホッとしました。

よく「手がかかる子ほど可愛い」と言うけれど、多分設計業務も然り(笑)かな。

お引渡し後、引き続き外構工事がありますが、
1月末~2月にはオープンハウスをさせていただける予定です。

(Misako)

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