明野設計室

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街並みは法規に作られる・・・こともある

ただいま仕事中2020.09.08

何気なく歩いている街並みが、実は法規によって形作られている・・・

そんなふうに考えたこと、ありますか?

現在設計中の住宅は、世田谷区の都市整備方針による地区街づくり計画区域内にあります。

そこでは良好な住環境の為に、建築基準法とは別に

用途をはじめ、形態、色彩、敷地面積の最低限度等さまざまなことが定められています。

中でも厳しいのが「垣またはさくの構造」と「接道部の緑化」。

文面通り読み取ると、60㎝以上の塀やフェンスは立てられないことになります。

・・・え!? 申請時に解釈の違い等で慌てるのは嫌なので、先日事前協議に行ってきました。

数種類のパターンを事前に図にしておき、さまざまな角度から質問をしてみました。

いくつかの収穫はあったものの、厳しい制限にかわりなく・・・(-_-;)

制限の意図と方法論をしっかり理解したところで、帰りに敷地近隣を歩いてみました。

 

道路境界は垣根で緑化、これが行政の望んでいる姿です。

隣地境界側は制限がありませんので、普通に塀が立てられます。

見通しのきかない塀等は60㎝まで。

その上をフェンスとする場合は見通しのきくものとし、

フェンスの高さ同等以上の緑化をする。

確かにこの制限を遵守すれば、角も圧迫感なく緑豊か。

歩いていると、一軒一軒が基準を守ることでこの緑豊かな街並みが

成り立っていることを実感しました。

最後に、今回の調査?散歩?で見かけた素敵なお庭を。

このお宅にはフェンスもありませんでした。

まさか、行政はこれを理想としているのかな・・・?(-_-;)

確かに素敵。

だけど、制限という形ですべてにこれを要求するのは

防犯やプライバシー、樹木の管理費や敷地の広さ等

現実に即していない感じもします・・・法規を作るのは本当にムズカシイ・・・というお話です。

(Misako)

 

 

 

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