日々の記録や日記
ただいま仕事中2021.06.18
本年21年4月から、
「グリーン住宅ポイント」が始まりました。
復興支援・住宅エコポイント、
省エネ住宅ポイント、
次世代住宅ポイント、などなど、
代々名前を変えながら繰り返している、この制度。
要するに、エコな住宅を建てると、
住宅関連商品と交換できるポイントが発行される制度です。
予算は、1,094億円。
(令和2年度第三次補正予算)
対象住宅の新築で、
現金30万円分~相当のポイントが発行されます。
今回の「グリーン住宅ポイント」は、
いつにも増して国交省のネーミングセンスの●さを感じますが、
利用できる方は、ありがた~~く利用するのが吉です。
このグリーン住宅ポイント対象住宅判定基準適合審査。
ダークモカチップクリームフラペチーノエクストラ以下略…並みに長いので、
いつからか ”グリポ” と略すようになりました。
グリポだと何かに似ている気もしましたが、たぶん気のせいです。
さてさて、私たちとしては、
過去の制度と提出書式の違いこそあれど、やることは同じです。
断熱と日射の2つの側面から建物の外皮性能計算を行い、
その計算結果を用いて設備のエネルギー消費性能計算を行います。
図面と書類をまとめて審査機関に提出し、
しばらく待つこと1週間。。。
指摘事項が返ってきました。
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指摘事項のほとんどが、
「計算の説明補足に、メーカー書類も添付してもらえますか?」
といった簡素な内容ばかり。
(え、そんな資料、ぐぐってもらえませんか。。)
という気持ちをぐぐっと堪えながら、
メーカー各社から試験条件書や成績書を大収集。
あとはスムーズに終わりそうと思っていたところ、
思いもよらぬところに凡ミスが発覚!!
「この窓のwh面積が異なるようですが。。。」
審査担当者さんの優しい言葉で見逃すところでした。
Excel数式の組み間違いが2行。
窓の面積が減るということは、、、
→ その分だけ外壁の面積が増える
→ 外皮の面積配分が変わる
→ 外皮の熱計算が変わる
→ 当然、外皮の計算結果が変わる
→ その結果を利用しているエネルギー計算がやり直し
→ 結果を数値記載していた申請書類も書き直し
魔の連鎖反応。
これによる訂正差し替え枚数は、
審査機関が保管する「正本」、
建て主さんに戻る「副本」、
事務所にて保管する「控え本」合わせて、計120枚Over。。。
エコじゃないですねぇ。
誰ですか、こんな間違えたをした奴は。
まったく最近のスタッフは、
手計算しないからいけません。
(スタッフSusa)