日々の記録や日記
ただいま仕事中2021.07.16
第二、第三期工区を打合せ中の動物病院さんから、
「階段室には色を入れたい」というご相談をいただきました。
目的は、色をいれることで少し気分が和らぎ、
明るく親しみやすい雰囲気のある空間としたいとのこと。
診療スペースは、落ち着いて気持ちがフラットな状態になれるように
ニュートラルなグレー系。
さて、さて。
今回ご相談をいただいた通り、
色はそこから喚起するさまざまなイメージを持っています。
一番わかりやすいのが「寒色と暖色」。
小さな子供でも無意識に認識し、なんらかの効果を得てると思います。
今回は、寒色と暖色それぞれのグループから
1組づつご提案をさせていただきました。
マンセルの色相から名付けて
PB(パープル・ブルー)案とYR(イエローオレンジ)案。
前者は、誠実、冷静、清潔等。
後者は、活発、健康的、元気等のイメージを期待しています。
先日お打合せが終わり、
現在スタッフの皆さんで検討していただいています。
まずは、系統を決めていただき、
実際には現場でサンプルを作ってもらいながら詰めていきます。
それぞれに違った良さがあり、それぞれに別の力がある色の世界。
さて、どちらを選択されるのでしょうか・・・
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梅雨のジメジメとした季節、
自宅ではテーブルに爽やかなイエローの
レモンとグレープフルーツを置いています。
いずれ食べてしまうまでの短い時間ですが、
その日が来るまできれいな色を眺めて過ごします。
(Misako)