明野設計室

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たかが目地、されど目地

ただいま仕事中2021.09.07

今日はタイル・・・ではなくて、タイル目地のお話です。

タイル自体は素材や形状等いろいろなものが出ていて、
日頃から興味を持って眺めている方が多いと思います。
タイルは耐水性や耐汚性に優れ、
使い方によっては小さなスペースでも
意匠的に好みの雰囲気を効果的に演出できます。

 

これは、モザイクガラスのタイル。
明るく楽しいキッチンに。

 

でも、今日はタイルではなく、タイル目地のお話。
タイルに比べたらとっても小さな面積ですが、
私達はこの「目地」にもこだわりをもっています。

まずは目地幅。
製品によって標準目地幅がありますが、
太目だとラフでおおらかな感じに。
細目だと端正な雰囲気に仕上がる傾向にあります。

次に機能(材質)。
自宅のトイレの床がタイル貼のこともあり、
トイレの床にタイルを貼ることも頻繁にあります。

何の変哲もない目地に見えますが、これはバス・トイレ専用目地。
通常の目地に比べ水が染み込みにくく、
その結果カビやバイ菌の繁殖を抑制します。

キッチンには、キッチン専用目地。
他の部屋に比べ、油煙による汚れが特徴的な場所なので、
油系の汚れに対して特化した目地です。

このような機能性が重視される部分は表面がツルッとした目地がほとんどですが、
素焼き等質感を楽しみたいタイルの場合には、目地も揃えた質感に。

・・・ちょっと小さくてわりませんね。
実は目地もタイルのテクスチャーを損なわない
ざらつきのある意匠性の高いものを使っています。

そして色。

濃い色のタイルを貼った床。

 

基本的にはタイルの色と揃えると目地が目だたず自然な雰囲気に。

でも、サブウェータイル等は、わざと少し色を入れることも。

これは目地にグレーを使うことで、
断然横への伸びが感じられるようになった例です。

さてさて、ここまで目地幅や目地材の機能、色、テクスチャーについて
書いてきましたが、最後に変わった目地を。

ユーズドレンガを薄くスライスしたレンガタイルを貼った
キッチンカウンターです。

細~い目地に、目地材を詰めずに仕上げています。
目地が深くなるので、影がでてレンガ特有の重厚感が感じられるというわけ。

たかが目地、されど目地。
(Misako)

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