日々の記録や日記
ただいま仕事中2021.11.09
栃木県と川崎市木材利用促進フォーラム主催の
「とちぎのいい木・現地見学会」
木造の住まいを中心に設計をしていますが
使用している軸組材料などがどのように生産され加工されているのか
なかなか実際に見る機会は少なく、今回の見学ツアーは二日間に渡って植林
山からの木材の切り出し、製材所、プレカット工場の視察、木材の強度試験の体験
そして木造で建てられた今昔の公共建築の見学と、木材の生産現場から建築までの
一通り見れる見学会とのことでスタッフと先週参加してきました。
1日目は
木質化に取り組んでいる茂木の町で植林した木材で建設した町立茂木中学校から
この中学校は改正公共建築物等木材利用促進法施行前につくられた
木造公共建築の先駆けとなった公共建築
茂木町まちなか文化交流館「ふみの森もてぎ」
中学校建設後同様に町の木材で建設された図書館併設の公共施設
テクノウッドワークス㈱
日本でも屈指のプレカット工場で
製材された木材の加工を
日光市立小百小学校
昭和63年に竣工した木造平屋の小学校
残念ながら来年で廃校に・・・
今後有効に使用されることを願うばかりです。
2日目
二宮木材㈱
杉材を中心に製材している製材所
原木から製材の工程を
栃木の山を育てながら建築まで行っている
㈱栃毛木材工業さんの山の杉材の切り出しを見学
最後は
栃木県林業センター(宇都宮市)木材研究施設へ
木材の強度試験の見学へ
あまりに盛沢山な見学ツアーで、本日上げた場所での詳細は
写真等整理が出来次第順次blogでご紹介させて頂きます。
今回、木材の生産から建築まで見れたことで
川崎市の木材利用促進フォーラムでの活動と
今後の設計で「とちぎのいい木」を生かせないか模索したいと思います。
いろいろ丁寧にご案内していただいた関係者のみなさま
ありがとうございました。
(Takeshi)