日々の記録や日記
ただいま仕事中2022.04.01
私たち建築士がお施主さんのご要望に沿って作成した設計図を「設計図書」と言います。
この設計図書でお施主さんは工務店と請負契約交わし
工務店は設計図書をもとに工事を行います。
この設計図書は、みなさんもご存知の
平面図・立面図・断面図・・・
いわゆる図面を中心にまとめられています。
ただ、工事の注意事項や材料の仕様など
図面では表現が難しい内容のものが多々あります。
そこで言葉で示すことが必要になります。
その言葉でまとめた図面を「特記仕様書」と言います。
先にも書きましたが特記仕様書には
工事上の注意事項
構造材の仕様や強度
仕上げ材の材料の仕様、品質、施工方法・・・
を記載しますので、わかり易く作成し
建築基準法の改正や新しい工法や材料の採用などに対応するよう
改訂していく必要があります。
さらに、構造事務所が作成する構造の設計図にも構造関係の特記仕様があり
私達の(建築全般)の特記仕様と構造特記仕様とのすり合わせが必要になります。
修正しながら使ってきた特記仕様書の大きな改訂を一昨年より進めてきて
大筋の方針が固まったので、昨日は当事務所の構造設計を依頼している
永田構造事務所の永田氏とすり合わせの打合せをしました。
ちなみに、私達の事務所では新築物件は全て構造事務所に構造設計を依頼しています。
食い違いや記載事項修正、追記、削除の確認
どうしたら工務店、職方さんが読みやすくなるか
構造の勉強を含め5時間近くの打合せとなりました。
次の物件から新しい特記仕様書になるようまとめます。
永田さん長時間の打合せありがとうございました。
(Takeshi)