日々の記録や日記
ただいま仕事中2022.04.22
雨の横浜へ。
既存住宅状況調査技術者講習を受けに行ってきました。
朝から夕方まで、考査も含めてみっちりです。
(※落ちたら、追講習&追試)
既存住宅の劣化状態を、なるべく全員が同じ判断基準で、
同じ判定が下せるようになるための技術講習です。
主には、基礎や柱・梁などの構造部材の劣化判断と、
雨漏りや蟻害・腐朽などの状況把握です。
調査報告書は、あくまで目視・打診で確認できたことを記載するもの。
でも、自分が設計したのでない、
まして工事に立ち会ったのでもない建物を、
正しく判断して記載するのは、意外と難しいように感じます。
事実と乖離する推測や虚偽を記載すると、
建築士としての責に問われます。
そもそもこの制度の発足は、日本の総人口がとうに減少状況にあり、
既に住戸数が、世帯数を上回っていることに起因しています。
「人がいない、でも住宅は余っている。
ならば既存住宅の良質性を判断し、再利用しましょう。」という論理です。
今回の講習ではないですが、
2035年には、四国・九州を合わせた人口が、
まるっと居なくなるレベルの人口減だと聞いたことがあります。
住宅政策よりも人口を増やす政策が、
圧倒的に先だと思いますね。
人口が減って繫栄した国は、
”人類史上” 存在していないはずですよ?
子供のいない自分が言うのは、
盛大に、ブーメランなんですけども。。。
と、、、記事を結ぼうと思っていたところ、
面白いニュースが世間を騒がせていますね。
内閣府研究会「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」の
22/04/07開催会合。
恋愛支援のために教育に、
「壁ドン、告白・プロポーズの練習、恋愛ゼミ」などを
組み込むことを提案、、、だそうです。
アイデアの良し悪しはともかく、人口への危機意識は大事です。
きっと将来には、
大学入試にも ”壁ドン実技試験” が組み込まれるでしょうから、
「試験官が、おばちゃん教授でテンション下がったー。」
とか、愚痴っている男子浪人生が出てくるわけです。
制度がどうであれ、
そのときできることを頑張るしかないのです、学生諸子!
えーっと、今日、なんの話でしたか?
(スタッフSusa)