日々の記録や日記
日々のくらし2022.05.10
「豊かな時間」というのは、こんな時間を言うのかな・・・そんなひとときのお話です。
GW直前の日曜日、とあるご家族が3人揃って遊びにきてくれました。
一家は、12年前にお引渡しを済ませたお施主さんご家族。
その後は、お年賀状や時々いただくメンテナンスのご相談を通じて
おつきあいが続いていました。
この春いただいたメールの差出人はいつもとは違う、
なんと設計当時は幼稚園生だったお嬢さんからのもので、
今年建築を学ぶために大学の環境デザインコースに進学したというお知らせでした。
・・・本当によく連絡をしてくれたなぁと嬉しく思います。
それから数週間、久しぶりにご家族にお会いできるとあって、
嬉しさとちょっぴりの緊張を伴ってその日がくるのを待っていました。
最後にお会いしてから10年以上経っていたと思いますが、
ご家族の持つ穏やかできちんとした雰囲気は以前のままに、
お嬢さんはすっかり大きくなっていました。
設計当時の話やその後のことなど様々なお話の中でも、
進学に際し他の学科も検討した上でどうしても建築に進みたかったと
話してくれたお嬢さんの姿が溌剌としていて、とても印象的でした。
コロナ禍や現在の社会状況から、何となく気持ちがネガティブにならざるを得ないこの頃、
久しぶりに輝く未来を垣間見せていただき、元気をもらった瞬間でした。
また、12年前一緒に家を設計した経験が何らかの形で今につながっているのであれば、
こんなに幸せなことはありません。
何を選んでも大変なのは同じこと、だからこそ好きなことを仕事にするのが一番。
・・・だと私は思っているのですが(笑)
しばらくしたらまた是非遊びにいらして、大学の話を聞かせてくださいね。
いつでも、お待ちしています。
(Misako)