日々の記録や日記
日々のくらし2022.05.20
「Botapii」が休刊になってからというもの、
明らかに植物について書く機会が減ってしまいました。
でも、相変わらず私は植物から多くのエネルギーをもらっています。
この季節は特に。
何の手入れもしていない庭でも、有難いことに草花はぐんぐんと育っています。
普段は室内に置いている観葉植物もこの時期は外に出しています。
さて、今年の新しい発見は、まずレモンの花。
一昨年の年末、実がなっている状態で鉢を頂戴し、初めての花が咲きました。
実が生るといいなぁ。
さんごがいつも何やらゴソゴソとやっているすみっこのほうには・・・
絶滅したかと思いきや、たった1枚ですが八角蓮(ハッカクレン)の葉を発見。
ツヤツヤとして、赤ちゃんが目一杯手のひらを拡げたような可愛らしさ。
それから、今年は昨年植えたイタリアンパセリを
放っておいたら、とんでもないことに!
上から見るとこんな感じ。
最初に植えた苗は、枕木で囲った四角い花壇の中のたった一苗。
種がはじけて、一帯はイタリアンパセリ畑となりました。
セッセと食べなきゃ。
他にもどこからか飛んできた種なのか、植えた覚えのないものもちらほらと顔を出す季節。
ところで、画家の熊谷守一さんは、晩年20年以上もの間、
自宅の敷地から出ずに過ごしたというのは有名なお話。
庭を無限に拡がる小宇宙にたとえ、尽きることのない関心を持ち続け、
時には地を這うように観察をしながら絵を描き続けたと言われています。
・・・ふと、そんなことを思い出します。
もう少しすると、たくさんの虫が出てくる頃です。
小さな庭は、さらににぎやかになります。
(Misako)