明野設計室

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建築士会全国大会へ

ただいま仕事中2022.10.18

コロナの影響で、昨年参加を予定していた広島大会が中止となり
今年も開催が危ぶまれましたが、数年ぶりの開催となりました。

今回は64回目、秋田での開催。

早朝、雨の羽田空港へ

秋田の天候が悪く、羽田に戻る条件付フライト
不安を抱きながら搭乗。

山形上空に近づくと、雲が晴れ鳥海山が眼下に!

無事秋田に到着。

秋田空港から秋田県建築士会の方達のご案内で
楽しみにしていた大会前のセッションの一つ
国際教養大学 図書館の見学へ

天候を危惧したとは思えない晴天に。

緑豊かなキャンパスを、こんなキャンパスの学校に
通いたかったなと思いつつ図書館へ。

緑に中に囲まれた野外ステージのような講義室で
設計の担当者から図書館についてのレクチャーを
受けて図書館へ。

図書館に入ると
秋田杉を用いた木構造が目の前に
何とも言えない、美しい空間。
(写真ではとてもお伝えできません)

この図書館は、環境デザイン研究所 仙田満氏の設計。
大学の要望である「本と人との出会いの場所」
「24時間開かれた図書館」等に対して
仙田氏が劇場空間「コロセウム」を採用して
利用者が思い思いに本棚をめぐり、気に入った場所で
閲覧できるように計画されたとのこと。

建築雑誌で見ていた時は、この空間が図書館として
どうなのかと思っていましたが
とにかく、どこに居ても気持ちの良く落ち着く空間。

見学を終えて全国大会会場へ

まずは、会場横の秋田県立美術館前の広場で「竿灯まつり」の
デモンストレーションを見ながら昼食。
竿灯が、思っていた以上に高くしていくのと
竹のしなり、それを片手や頭で!

昼食終えて大会会場「芸術劇場ミルハス」へ
今年開館したばかりの新しい施設。

大会の始まりは「なまはげ太鼓?」

国際教育大学 学長 モンテ・カセム氏と
図書館の設計者の仙田氏の対談。
24時間開かれた図書館への思いと、それに答えた仙田氏の
設計について、またコロナ渦における社会、教育の在り方など
興味深い話を伺いました。

建築士としての活動を評価されて方の紹介等を経て
最後は次回全国大会主催の「静岡建築士会」に襷渡して
無事に終了。

静岡大会の会場は、前職時代に担当していた施設とのこと
いまから来年の大会が楽しみです。
来年も無事に開催される事を祈っています。

週末は、秋田と山形の街と建築をいろいろ散策してきました。
写真が整理できたら、またblogでご紹介したいと思います。

今回、快く図書館見学を許可していただいた
国際教養大学の方々
ありがとうございました。
厳しい状況の中、全国大会のを主催していただいた
秋田県建築士会のみなさま
ありがとうございました、またお疲れさまでした。

(Takeshi)

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