日々の記録や日記
ただいま仕事中2022.10.25
どう作ったか謎のままのピラミッド、
どこから水が来ているのかわからないマチュピチュ。
日本には、いわゆる ”謎の遺跡” と呼べるところは、
どのくらいあるものなのでしょうか?
前述の建築士会あきた大会の帰り道、
地図上に見慣れない文字を見つけて立ち寄ってみました。
払田柵跡。
1200年前。
中央の律令国家が、北に向かって地方統制を進めるため、
軍事的、政治的な拠点として創建したものでありながら、
古文書などに関連記述はなく、
当時、どのような名称で呼ばれていたのかもわからず。。。
外柵周長3.6km、指定面積87.8ha。
東北地方で最大級の広さです。
ただ、現代の技術で西暦801年に伐採された木材で
創建されたということはわかっているようです。
30センチ角の角材を地面に刺して周囲を覆うわけですから、
相当な本数です。
1200年間、この場所が使われずに残っていること自体、
大変な驚異だと思いましたが、
盛んに案内看板には「ピクニックにどうぞ!」という記述があって、
そんな使い方は秋田の人は誰もしないだろうなぁと。
1200年も残る所以かなと思いました。
(スタッフSusa)