間違えだったらいいんだけど

ただいま仕事中2023.03.28

ここのところ、悪戦苦闘していたこと。
10日程前にマンションの改修工事の見積りがでました。

コロナ以降、ウッドショックに始まり、メタルショックや半導体不足等々
建設業界は（も？）厳しい状況が続き、さらにエネルギー価格の高騰により
あらゆるものの価格が上昇しています。
メーカーによっては年に複数回実施される値上げの為、カタログ更新が追いつかず、
最近は価格表が別冊になったところも少なくありません。

そんなここ数年の建設単価をめぐる状況は重々理解していたので、
それなりの予測は立てていたのですが・・・
それをはるかに超えた金額が出てしまいました。

はじめ総額をみた時は、あまりの驚きに何か大きな間違えではないかと思ったほど。
・・・というか、思いたかった！
ドキドキする心臓を深呼吸して落ち着かせ、ひたすらチェック。
工務店さんには申しわけありませんが、
数量が間違えていることを願って図面と照合し、
単価が間違えていることを願ってネットで価格を調べたり、
疑義があるところは、内容を説明してもらったり。

結果・・・多少の修正はありましたが、大きな間違えはありませんでした（涙）
今回は、価格高騰に加えて、解体部にアスベスト含有の可能性のある建材があること、
工事面積が小さいこと、それに対して造作が多いこと等も
予想とずれてしまったことの要因だと反省しています。
・・・すべて、理解して加味していたつもりなのですが、
判断が甘かったとしか言いようがありません。

少しでも減額につながる調整案を立案した上で、
お施主さんに説明をしてご理解をいただきました。
本当に、ありがとうございました。

そうと決まれば、ぐずぐずはしていられません！
以前は「有効期限3カ月」だった見積書、現在はたいていの工務店が「有効期限1カ月」。
メーカーによっては、4月にはまた値上げとなります。

請負契約の準備をしなきゃ。

（Misako）