日々の記録や日記
日々のくらし2023.07.18
事務所全員で群馬まち歩きに行ってきました。
いくつか目的地がありましたが、
朝一で覗かせていただいたのはFUTURO(フトゥロ)。
1968年、フィンランドの建築家マッティ・スーロネンによる設計。
米ソでの宇宙開発が盛んだった頃に開発された、UFO型レジャーハウスです。
レジャーハウスといいつつ、高地用レストハウスや
発展途上国の仮設住宅などにも使用するコンセプトで、
世界各国に輸出される計画だったと言います。
日本には2棟のみが輸入され、その大変貴重な1棟が、
いまなお群馬県前橋市の「フェリカ家づくり専門学校」に保存されています。
インパクトのある突飛な形状ながら、
中に入ってみると非常に合理的で、絶妙なバランスで出来ていて、
上手にシャワールーム、キッチン、寝室を作り込むことで、
居間の大空間が成り立っています。
換気や電線もうまいこと隠しているのがツウです。
学生さんたちも、これは入学したてのときに見るのと、
卒業間際に見るのとでは、かなり印象が変わるのでは?
前橋のまちを歩いてみると、気を張った建物や住宅が多く、
建築の文化がまちに根付いているのを感じます。
きっとフェリカのOBOGの多くが、地元で活躍されているのでしょう。
そんなことを話しながら、次のまちに歩いていく我々でした。
急な見学予約にも関わらず、快くご対応頂きました
フェリカ家づくり専門学校の皆様ありがとうございました。
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▼FUTUROとは | フェリカ家づくり専門学校
https://felica.ac.jp/futuro/
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つづく。。。
前橋刑務所は、2021年に市景観資産登録。
(スタッフSusa)