明野設計室

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コンセントどこにする問題

ただいま仕事中2023.08.23

家電の進化は著しいです。

最近の家電は「離隔ゼロ」が、わりと当たり前になってきました。
これまでなら放熱が心配だった冷蔵庫やオーブンレンジでさえ、
背面は「必要離隔距離=0mm」ということがけっこうあります。


【画像:2023年発売 日立冷蔵庫 R-HXCC54T 寸法図】

 

そこで問題になるのが、コンセントの位置。

接続後、コードが見えなくなるようにと、
機器背面にコンセントを隠して設計してしまいがちですが、
そうすると電源プラグの分だけ、確実に本体が前に出てきます。

商品付属の電源コードがL型プラグでないと、なおのこと出てきますね。
当たり前です。

この離れで5センチは無駄にしてしまいます。

 


さらに荒業として、巾木をなくす、という手段もあるかもしれません。
本当に背面ぴったりを目指せば、よりホコリも入りにくくなるでしょう。

新築にしても、改修にしても、もしここにコンセントを避けておれば、
すっきり置けたのに!カウンターに乗せられたのに!ということはあります。

これからの設計として、気をつけておかねばと。

現在、改修計画中のおうちもカウンターすれすれにオーブンレンジが。
これは、脚だけはカウンターに乗っているの??

ちなみに、明野邸の冷蔵庫は、冷蔵庫の上にコンセントが避けてありました。
これも1つの方法ですが、メーカーによって冷蔵庫の高さはまちまちです。
そして、背が高い人からは、冷蔵庫の上のコンセントは見えるのです。

 

な、悩ましい。

 

(スタッフSusa)

 

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▼画像引用
https://house.blancoodesign.com/panasonic-rolling-tap/
180度回転L字変換プラグ「パナソニックローリングタップ」がコンセントコードの曲がりをなくせるのでおすすめ【レビュー】|ブランクハウス

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