磯崎建築行脚１

日々のくらし2023.09.19

独立する前、10数年お世話になった磯崎新アトリエの
磯崎さんが昨年12月91歳で永眠しました。

思い返せば36年前に、アトリエのスタッフの友人から
声をかけてもらい、初めてアトリエへお手伝いに。
（事務所ではなく、あえてアトリエなんです。それはまたの機会に。）

お手伝いしたのは
大分県の「由布院駅」

その後アトリエで勉強させともらうことになり
竣工由布院駅はもちろん、磯崎さんの出身地の
大分の作品を見たいと思いながら・・・
恥ずかしいことですが、今まで

この秋、磯崎さんがお亡くなりになったこともあり
misakoとこの9月に大分、福岡に磯崎建築行脚へ行こうと。

今回はそれぞれの建物や街については
写真の整理が終わったら、とりあえず
見て回った磯崎建築をご紹介します。

一日目
羽田から

大分空港へ
大分空港の到着ロビーは粋なはからいが！

レンタカーでまずは別府の
「別府国際コンベンションセンター　B-Con Plaza」

別府の街を散策して
「由布院駅」へ

やっと見にこれたと・・・
あ、図面を描かせてもらったトイレが増築で
変ってしまってる！残念（涙）

由布院を後にして藤森さんのラムネ温泉で
汗を流して

一泊目の大分市へ

2日目
大分市は磯崎さんの出身の地。
朝、散歩がてら「岩田学園」へ

門の前にこんなプレートが！

大分にとって磯崎さんの存在の大きさを感じながら
旧「大分県立大分図書館」現在の「アートプラザ」へ

外部、内部の迫力に圧倒される。
スタッフでいる間に見に来るべきだった反省。

散歩の最後は、住宅としては数少ない現存の「K邸」へ

午前中の散歩の途中
気になる古本屋さんを発見。

「大分県立大分図書館」保存の本
「建築が残った」が！

持っているのだけど
これも縁かと購入。

お昼を食べて
新しい「大分図書館」を見て

2泊目の北九州市へ

3日目
小倉、博多は出張でよく行っていた街。
その際に見て廻ったけど、見直そうと
この日も朝の散歩で

まずは「西日本総合展示場」

向かいの「北九州国際会議場」

散歩の終わりは「北九州市図書館」

北九州最後は
「北九州市美術館+アネックス」

先輩や同世代の多くの友人がこれを見て建築学科に
すすもうと思ったという作品。
とにかく迫力がすごい。

ここのカフェ「カフェ・ミュゼ」で昼食
北九州の見下ろす山の上
景色を堪能して

最終宿泊地の福岡市へ

途中、香椎浜で磯崎さんがコーディネートとした
「ネクサスワールド」を散策して博多へ

博多の夜を楽しんで

「西日本シティ銀行本店」解体してしまい残念
僕が退職後にできた
「寿司割烹やま中本店」さんを見て

磯崎さんにいろいろ勉強させて頂いたことを
振り返り、感謝しながら磯崎建築行脚は終了。

活気ある博多の街を散策して福岡空港へ

結局、11の磯崎建築を見て歩きました。
帰宅後写真と頭の整理が追いつかず・・・

それぞれの建物や街のことは、またの機会に
ご紹介したいと思います。

あらためて磯崎さんに感謝するとともに
ご冥福をお祈りいたします。

行脚シリーズがつづいていしまいましたが
今週、misakoがblogでご紹介した「パズル」完成します。
後日ご紹介させて頂きます！

 

（Takeshi）