日々の記録や日記
ただいま仕事中2024.02.13
LIXILのレバー式2ハンドル混合水栓が【廃番】しました。
ガレージや土間、医療施設などで多用してきたというのに。
手が塞がっているときにも、手を汚染させないためにも、
手の甲で回せるこの水栓、便利だったんです。
邪推するに、
「シングル水栓ならまだしも、
今どきお湯と水を混ぜて吐水することってあります?」
なんて議論がLIXIL社内でもあったのではないかと。
さて、それはそうと、調べてみたら、
レバー水栓の操作部には「二条ねじ」が使われているのが
常識ということがわかりました。
機械系の人に言わせれば、あまりに当たり前かもしれません。
改めて見ると、よくできています。
考えた人、天才?
外観(ピッチの刻み)は変わらないのに、
回したときの進み方が2倍量になるのが、二条ねじです。
操作部が45°回転するときに、
内部では90°回転している状態が作れるということ。
つまり、より少ない操作で、より速く開閉できることになります。
身近なところでは、ボールペンのペン軸が二条ねじだそう。
確かにPILOTのフリクションペンも、軸部は二条ねじになっていました。
「水洗なんて、今どき自動ですよ?」とメーカーさん言うかもしれません。
わかってないですねぇ!
手軽に、しっかり開閉できる、
このスピード感がいいんじゃないですか。
(スタッフSusa)