日々の記録や日記
ただいま仕事中2024.03.19
現場の床にビスケット・・・?
工具で有名なマキタが、「ビスケット」・・・?
美味しそうな焼き目までついている?・・・な~んて。
これは、木材パーツの継ぎ手加工に使われるジョイント部品。
ブナの圧縮材でできていて、
木工用接着剤を塗るとその水分で膨らんできっちりと形が決まります。
焼き目に見える線は接着剤の付着を手助けする工夫だと思われます。
建具の枠や家具を組み立てる時に使います。
例えば、製作中のTV台(ちなみに後ろのボックス内に電線が通ります)
工具で掘った溝にビスケットを差し込んで、部材をジョイントします。
できあがってしまうと見えない現場の秘密。
日本語で言えば「雇枘」(やといほぞ)だと思いますが、
伝統的な技法を合理化し、そのビジュアルから「ビスケット」とは上手いネーミング!
お茶室のあるマンションのリノベーションは、着々と造作が進んでいます。
(Misako)