日々の記録や日記
ただいま仕事中2024.05.28
タイトルをニール・アームストロング風にしてみましたが、
さすがに無理がありました。
さて、しばらく前に、
木造住宅用構造金物メーカーのBXカネシンさんから、
「BX高耐力たる木ビス」の実物サンプルを頂戴しました。
垂木と桁を留め付けるための新型金物です。
現場の大工さんや構造設計の方と、
「タルキックにしときますか?」はよく繰り広げられる会話。
ラク、早い、従来金物と同強度という理由で採用は多いです。
正しくは、シネジック社の「タルキックⅡ」。
でも、
テトラポッド(消波ブロック)、
ホッチキス(ステープラ)、
ウォシュレット(温水洗浄便座)並みに、
商品名が独り歩きして一般的になっており、
Ⅱまで言っている人も少ないですね。
今回の新型金物は、一時代を築いたそのタルキックⅡを上回り、
従来の2倍以上の耐力を有します。
しかも、野地板ごと打ち込んでも耐力が出るのだとか。
見た目でも明らかな違いは、
頭に近い部分にも、ねじ山が切ってあること。
直感的にも、効きそうな感じはします。
ただし、野地板ごと打ち込む場合には、
野地板が12ミリでないといけないようです。
これ、野地板24ミリでも効いてくれると、
また使い勝手が違うのかなと思ってみたり。
細かいことは、大工さんや構造設計者と揉むとしても、
「新型金物で、あんなのありましたよね?」
と、言えることは大事だと思ってます。
■BX高耐力たる木ビス (NEW)|BXカネシン
https://www.kaneshin.co.jp/products/productsd.php?icd=1000998
(スタッフSusa)