明野設計室

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相反するボウル×水栓の解

ただいま仕事中2025.02.04

出来上がるとどうってことないのですが、
意外と難しいのが洗面室です。

どんなふうにでも組めてしまうからこそ、
自分たちにとって最適解を導くのは、簡単なことではないです。

そもそも洗面室と言っても、
やる作業は洗面だけではないはずで。

脱衣を重視するなら、洗面台の奥行は浅いほうがいい。
家族みんなで使うなら、ボウル巾は広げたい。
子どもたちの背に合わせるなら、天板面は下げたい。
水栓は高さあるほうが、洗顔や洗髪はしやすいしけれども、
上げるほどに水はねは必至!
ボウル底面が平らなほうがバケツなども置きやすいけれども、
普段の水の流れは悪くなるし、水はねを軽減するなら傾斜しているタイプ。
水栓の後ろにも、ちょっと棚が欲しいとなると、
しっかり水栓を棚から離しておかないと、水栓を掃除するときに面倒なことに。
ボウル内に水栓をつけるタイプだと、
根元の汚れは軽減できるものの、貯められる水の容量は減ってしまう。
水栓を壁付しようとすると、鏡の位置が持ち上がり、
子どもの手では届きにくい。

さてさて、どうしますかねぇ。

最後の最後は、コストとフィーリングです!

(スタッフSusa)

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