「木」が好き
居住空間を考える時、木は構造材としても仕上げ材としても私達にとってはなくてはならない。加工性が良く、その質感やぬくもりのある触感、そして経年変化による味わいは他のものにはかえられない。
建築に限らず、器や家具など様々な生活の道具として傍らに必ずあって欲しいもの。
「樹」に癒される
森の中に住むことは無理だとしても、窓際に植えられた樹木の葉っぱが太陽の光り
を浴びて室内にちらちらと影をおとす…そんな空間にずっと夢をみている。
樹が1本あるだけでそこに影と光が生まれ、風を感じる。
生命が息吹き、季節が巡っていることを実感する。
どんなに小さなスペースでも土があったら1本の樹を育てたい。
「気」は大切
言葉や数字で伝えられない「気配」とか、「気分」とか。「空気感」とか。
そんなものが住まいや人間関係にはとても大切だと思う。
住まいの中では、一つ屋根の下に住む家族の気配は安心感を与えるもの。
けんか中はそれが一転、うっとおしく感じたりして。
気はコントロールしつくせないものだから、丁寧に、丁寧に心を配ったあとは良い
「気」がどこからともなく漂ってくるのを待っている…
・・・大切にしている三つの「き」の話です。・・・